看護師の仕事は基本的なスケジュールは決まっていて、それぞれの仕事についていつも大枠としては同じことを行っている現場が多い。
しかし、いつも同じことを繰り返しているという意識が生まれてしまうと退屈に感じられやすいので、注意が必要である。
だんだんと意欲的に仕事をする姿勢が失われてしまいやすいのは、退屈だと感じることが多くなっている影響が大きい。
仕事の忙しさから自分の意識としては退屈に感じていない場合もあるが、退屈な仕事だというのが前提にあって辛い仕事だと感じてしまっていることはよくある。
このような環境で働く看護師にとって仕事にやりがいを生み出すには、常に変化を求めることが重要になる。
ただ変化を期待して待っていても始まらないので、自分から変化を起こすように行動する必要があるだろう。
プロトコルとして定められている仕事でないなら、手順を変えてみるのは良い刺激になる。
同じ手順で行っている仕事の順序を変えてみるだけで、やり方そのものを変えなければならない場合は多い。
それが効率を低下させる場合もあるが、代わりに正確さが生じる場合もあるだろう。
その変化を楽しみながら仕事に取り組めば、やりがいを感じることができる。
また、普段から使っている器具や身に付けているような身近な道具を変えてみるのも効果的であり、使い勝手の良いものを探そうと色々なものを使ってみている間はやりがいを生み出せる。
そうするとやりがいが生まれるだけでなく、効率的に働けるようにもなるだろう。